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須坂市地域おこし協力隊がインタビュー!宮島麻悠子隊員の須坂おもしろ人物記「愛着を持ってもらえるお菓子を作るのが喜び」

須坂市その他

こんにちは!地域おこし協力隊の宮島麻悠子です。 
須坂で活躍している方へのリレーインタビュー、今回はTEMO.jp atelier shop(テモドットジェーピー アトリエショップ)の小林恵梨子さんです。

店舗内

宮島:小林さんのお店、TEMOといえばカラフルなカップケーキと要望に合わせて作ってくれるデコレーションケーキですよね。特にデザインとクリームの装飾の技術がすばらしいです。この技術はどのように身につけたのですか?

小林さん:高校を出てから大阪の製菓専門学校に1年通い、ホテルでウェディングケーキを手掛けたり、タルト専門店でフルーツをふんだんに使った華やかなタルトを作ったり、地元のカフェでカップケーキ作りなどに携わっていました。出産のため退職し、子育てをしながら手作りケーキをSNSで発信していくうちに海外の方との交流が生まれていき、高度な技術とユニークな世界観のアメリカンスイーツに魅了され、研究を重ねました。

カップケーキ
〈TEMOの代名詞・ハリネズミカップケーキは味も表情もバリエーション豊かで迷ってしまう〉

 

宮島:もともと独立開業する夢をお持ちだったんですか?

小林さん:専門学校時代に先生から同じ質問をされて、将来自分のお店を持ちたい、と答えたら、「ハイ、あなたダメね。女の人は無理だよ。結婚したくないの?子どもは欲しくないの?」と言われました。中学生の頃からお菓子作りが大好きで、フードカルチャーコースのある高校に進んで、意気揚々と専門学校に入ったのに。その時はなにくそ、と思うよりも、「えっそうなんだ、もっと早く知りたかった。。」と素直に受け止めてしまいましたが、気をそがれたのは確かですね。

宮島:夢を追って入学してきた若者に対して、ひどいですね。。

小林さん:もしも今お菓子屋さんになりたいから製菓学校に行きたい、という子がいたら止めますね。本当に好きなら早く現場に飛び込んでしまった方がいい。いくつになっても、学校には行けるから。

宮島:同感です!現場で経験を積むことが何より学びになりますよね。しかしながら、今こうして自分のお店を持って人気店になっているのはすごい事です。

小林さん:でも、独立したのはお菓子作りをやめようと思ったことがきっかけなんですよ。ある時急に燃え尽きてしまって、もう他のことをしようかな、と。でも、考えるうちに「やめるのは自分次第。いつやめてもいいなら、やりたいことをやり切ってからにしよう」という結論に至ったんです。独立すれば自分の責任のもと、自分の力を知ることができる。一念発起して、2018年6月に開業しました。

ホールケーキ
〈美しいだけじゃない!生クリームは3種をブレンドして使用するこだわりよう〉

 

宮島:お菓子作りで大切にしていることはありますか?

小林さん:アメリカンスイーツのようなオリジナリティ溢れるケーキを作りたいという気持ちもありますが、誰にでもおいしく食べてもらえることが一番大切だと思います。あとは、オーダーケーキに関しては、お客さんに寄り添って希望を実現すること。自分が発信するケーキについては、お客さんに食べてもらいたい!自分も食べたい!という思いを乗せることですね。そうしていたらお客さんが店に愛着を持ってくれるようになってきました。また、須坂はフルーツの最先端だけあって、お客さんが新しい品種を教えてくれることも。そうして一緒に作っていくのが楽しいです。

店内
〈非対面販売として始めた無人販売は不定期開催 インスタで告知されるので要チェック!〉

 

宮島:素敵ですね!これからも美味しいケーキ・スイーツを楽しみにしています。さて、次の方を紹介していただけますか?

小林さん:洋梨農家兼アコーディオン奏者兼色々な山上正建さん。面白い人といったらこの人が一番かと(笑)

宮島:ありがとうございます!というわけで次回のインタビューは洋梨農家兼アコーディオン奏者兼色々な山上正建さんに決定しました。お楽しみに!!

店舗入り口

TEMO.jp atelier shop(テモドットジェーピー アトリエショップ)
住所:長野県須坂市小山穀町497-4
電話:026-476-2486
OPEN 11:00〜17:00
定休日:火・水・日曜(不定休・催事月は休業)
https://temocake.wixsite.com/mysite


 

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The secrets of SUZAKA 信州・すざかのないしょ話

(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)



掲載者及びお問合せ先【須坂市

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