移住関連情報

市町村で探す

須坂★暮らしサポート情報 『地方暮らしに車は必需品!?』

須坂市生活

東京などで開催している移住相談会で、必ずと言っていいほど車に関する話が出ます。
須坂市で生活する場合も「車はあった方が便利ですね」と伝えています。
田舎暮らしで車が「ある」と「ない」とでは生活スタイルも大きく変わってきます。
都会で暮らす皆さんが地方での暮らしをイメージできるように、田舎での車の生活あれこれをご紹介します。


●一家に一台より一人一台の生活環境
須坂市の車の所有状況は、一世帯あたり約1.67台という統計調査からも分かるように、一家には一台から二台、夫婦であればそれぞれが一台ずつ所有している世帯が多いです。
町の中を見渡しても車で移動する人の方が多く、徒歩や自転車の人を見かけることの方が少ないです。それでも通勤などで集中する時間帯も渋滞というものはありません。
ほとんどの時間帯がスムーズに動けるので運転しやすく、高齢者も移動手段で利用する方は多いです。


●車があると便利な点
昨年、東京から須坂市に移住したKさんご夫婦は、引っ越して直ぐに軽自動車を購入しました。
通勤でご主人が使用し、休日は買い物に大活躍していると話してくれました。
「車があるとたくさんの荷物が一度で運べるので便利です。自然と買い物の量も増えます。今までビールの箱買いなんてしたことがありませんでしたからね。飲む量が増えて困ります」と笑って話してくれました。
この他にも、ご主人が仕事から帰宅した後、車で温泉に出かけることもあるそうです。
須坂市内や近隣地域には車で10~20分ほどの場所に日帰りで入浴可能な温泉がたくさんあります。
「車があればサクッと温泉に行けるのでうれしいです。週に一度は必ず行っています」
住居アパートや温泉、スーパーは必ずと言っていいほど駐車場代が掛からないので、家から目的地までドアtoドアで気軽に移動が可能です。
都会で車を持つと数万円にもなる駐車場代の負担が大きいと言います。
このようなことも田舎と都会での大きな違いの一つですね。

 

●自家用車を有効活用できる田舎暮らし
逆に都会の人から見れば、地方の電車やバスなどの交通機関は本数が少なく不便に感じるかもしれません。
例えば長野駅から須坂駅を結ぶ長野電鉄は1時間に3~4本です。
田舎で暮らす人は前もって時刻表で調べて行動するのが習慣です。
乗り過ごした次は20分、30分先・・・なんてこともあります。
昨年東京から移住したKさんご夫婦は、須坂市で電車を利用する際は時刻表を見てから乗るようになったと都会と田舎暮らしの違いを話してくれました。
自家用車なら自分のペースで目的地へ向かうことができます。
車の生活で便利な点は、いつでも気軽に行動できることかもしれません。


●車は自動車税や維持費がかかります
車を持つとガソリンや自動車税などの経費をはじめ維持費がかかります。
地方では冬用のスタッドレスタイヤの購入が必要になり、12月初冬に普通タイヤから履き替え、4月半ば過ぎに普通タイヤに戻します。車を購入すると、それに付随してかかる費用が多いのも事実です。

 

●運転免許がない方もペーパードライバーの方も心配無用です
地方に移住を検討している方で運転免許をお持ちでない方は、ぜひ取得されることをおすすめします。
免許の無い方、ペーパードライバーで自信が無いという方もご心配なく!
須坂市には自動車学校が2ヶ所あって、通常の免許取得コースの他、希望により1時間約5,000~6,000円でペーパードライバー教習も受けられます。
須坂市に移住して一年になる奥さまは、最近免許を取得したことを報告してくれました。
「バイトをしながらでしたし夏休みの学生がたくさん通う時期で予約も取りにくかったのですが、通ったのは1ヶ月くらいでした。今は車でバイトに行っています。雪が降るまでには運転に慣れておきたいです」
早速、生活に役立てていることを話してくれました。

 

車には保険や税金、スタッドレスタイヤの購入など様々な費用がかかります。
それでも田舎で暮らす人たちは、車の費用の確保を優先的に考えるのが通常です。
それは車が生活の一部だからです。

 

いかに田舎暮らしには車が必要であるかお分かりいただけましたか?
通勤はもちろん、休日のお出かけには必ず自家用車が大活躍します。
移住後は都会では味わえなかった美しい自然の景色を楽しみながら充実したカーライフをお過ごしください。

 

★その他の暮らしサポート情報はこちらをご覧ください

★移住動画「地方暮らしに車は必需品!?」もご覧ください


(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)



掲載者及びお問合せ先【須坂市

ページTOPへ