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須坂★暮らしサポート情報『特色ある学科が揃う須坂市の高校』

須坂市生活

須坂市には県立の高校が3校あります。
普通科の須坂高校と須坂東高校、そして須坂創成高校です。
平成27年4月に開校した須坂創成高校は、須坂商業高校と須坂園芸高校の両校を統合し創造工学科を新設した県下唯一の農・工・商が揃う総合技術高校です。
須坂市には進学や就職が選択できる特色ある高校が揃っています。

●長野県初のデュアルシステム導入―須坂創成高校―
須坂創成高校は平成27年4月に時代の進化とともにグローバル化や情報化はもちろん、産業技術教育の必要性にも応えるために開校しました。須坂市には製造業を中心に多くの中小企業があります。須坂創成高校には農業科や商業科、また新しい創造工学科があり、様々な分野の職業能力を身に付けられます。
このうち創造工学科の生徒は、地域の企業や須坂市と高校が連携をとって実施するデュアルシステムを授業として学びます。デュアルシステムはドイツが発祥とされ、学術的教育と職業教育を同時に行う「学びながら働く」システムです。これは長野県内初の取り組みとしても注目されています。新しく建設された工業棟の各実習室には、最新鋭の高価な工作機械が設置されており素晴らしい学習環境です。また、デュアルシステムは企業の協力が不可欠で、須坂市の企業が地域の発展のために力を注いでくれています。

須坂創成高校

【実習機器と実習風景】






●商業科と農業科
須坂商業高校時代は毎年10月頃に「須商マーケット」と呼ばれる販売実習の行事が行われていました。年齢を問わず地域のファンが多く、毎年ものすごい数のお客様が買い物に訪れました。継承後は農・工・商の3つの学科が日頃の成果を披露する「創成フェア」として生まれ変わりました。現在も商業科の生徒は豆腐プリンの商品開発に取り組むなど、アイデアを考え商品を生み出す授業を行っています。
須坂園芸高校時代は毎年秋に「収穫祝」の行事を行ってきました。一年間無事に実習ができ、たくさんの農産物が収穫できたことを喜び合う行事です。当日は来賓を招き、赤飯や豚汁、リンゴなど大地の恵みに感謝しながらみんなで味わいます。
今年も猛暑の中、作業着の学生が市役所玄関前で立派な枝豆を販売していました。私の娘が大の枝豆好きということもあって思わず買い求めました。生徒たちは、一輪車を押しながら自ら作った野菜や果物を販売しています。グループになって町なかを回る姿は印象的です。
各校の良い伝統が継承され須坂創成高校の新しい歴史にも期待が膨らみます。


●国立大学に多数の合格歴をもつ普通科高校
市内の普通科高校は、須坂高校と須坂東高校の2校です。現在は両校とも男女共学ですが、須坂東高校は女学校として開校しました。須坂高校の卒業後の進学状況では、生徒のほぼ全員が進学を選択しています。例年須坂高校では7月頃に文化祭(りんどう祭)が行われ、生徒たちが数か月かけて製作した見事な龍がグランドに建立される風景は、須坂の初夏の風物詩となっています。

須坂高校


須坂東高校


★須坂市民にとって、昔からある小学校や中学校、高校があることは当たり前の環境なのかもしれません。けれども、地域によっては自分が住む町から外に出なければ高校に通学出来ない市町村もあるのです。こうして考えると、身近な高校に通学するのが当たり前ではないことに気付かされます。また、特色ある高校があるため希望する進路によって選択が可能なことも魅力のひとつです。隣接する長野市も含めると約30の高校から選ぶことができます。須坂市で暮らしてみると、この便利さが実感できるはずです。
 

各高校の詳しい情報はこちらをご覧下さい
①須坂高等学校(普通科)
http://www.nagano-c.ed.jp/suzaka/index.html
②須坂東高等学校(普通科)
http://www.nagano-c.ed.jp/szkhhs/
③須坂創成高等学校(農業科・創造工学科・商業科)
http://www.nagano-c.ed.jp/suzaka-3/

 

★その他の暮らしサポート情報はこちらをご覧ください



(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)



掲載者及びお問合せ先【須坂市

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