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    移住者体験談

    移住後の1ケ月は一瞬でした

    兵庫県 須坂市 信州で働く農林業・自然と働く

    村田健児さん

    移住先 須坂市
    移住年月 2021年8月
    年代 20代
    職業 地域おこし協力隊

    2021年8月1日須坂市地域おこし協力隊に着任しました

    出身は神奈川県川崎市で大学を卒業して就職するまで実家に住んでいました。川崎市というと都会の様に聞こえますが、私が育った町は両側を森林に挟まれ、幼少期は自然豊かな環境で育ちました。
    また、子どもの頃から外で遊ぶことが多く体も大きかったので色々なスポーツをしてきました。その中で硬式テニスは今も続けており須坂でもやる気満々です。

    起業を目指します

    学生時代に尊敬できる社会人の方に出会い、起業して社会に貢献するため、地域おこし協力隊になろうと考えました。
    前職は兵庫県の鉄鋼会社で5年働き、30歳に近づいた際に、将来のことを想像して、「今の会社でずっと」か「自分のやりたいこと」で考え、学生時代に思い描いた起業を目指すことにしました。
    しかし、起業を決心してその場でできるほどの技量も資金もノウハウもないので、起業に近いことで探したら、須坂市の地域おこし協力隊の募集ページにたどり着きました。
    ということで、今まで須坂市に縁なんて一切なかった私ですが(そもそも長野県すら2回しか行ったことがない)、須坂の不思議な魅力に引き寄せられて移住をしました。須坂の植物や食べ物、そして出会う人々。その全てが、新鮮で刺激的です。ここに住もうと決意したのも一瞬でしたが、まずは、冬を乗り切り定住を目指したいと思います。
    まだ、須坂市に移住して、地域おこし協力隊として活動して1ヶ月余りですが毎日濃い日々を過ごしています。8月は草刈りばかりしていましたが、体を動かすのも気持ちいいものです。
    私が取り組んでいる活動は、①森林資源活用②ソルガム栽培と特産品作り③ミニキャンプ場の整備運営④空きペンションの活用⑤自然体験イベントやワークショップ
    の5つについて問題解決をします。
    この5つの活動を取っ掛かりに、より発展した地域PRをしたいと考えています。

    活動が始まっています

    その中で、ソルガムの活動を紹介します。ソルガムは小麦粉のように使えるグルテンフリーの食材として注目されています。長野市と信州大学と協力隊OBが連携して栽培から販売までを確立しビジネスに繋げています。私自身は、ソルガムについて知っていましたが、実物を見たことも食べたこともなかったので、初めはあまりソルガムに関心はありませんでしたが、活動を通して栽培されている畑の整備や収穫体験、何より信州ソルガムに関わっている人々のパワーや熱意に感化されました。ソルガムに関する活動で幅広い人脈を築けたことが何よりも成果だと思います。1~2年目まではソルガムの活動を通じて栽培や食品加工や販売のノウハウを学び3年目からは自身のやりたい活動へ応用したいと思っております。

    最後に、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺にある通り、謙虚に生きることをモットーに須坂市に溶け込みたいと思うのでよろしくお願いします。

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