須坂市移住応援book スザカで暮らす
97/140

- 96 -No.旭ヶ丘町/ぬいぐるみ職人神林君夫さんぬいぐるみを作り続けて50年!神林さんは、須坂市旭ヶ丘町でぬいぐるみの製作をしています。昭和10年生まれの80歳、まだまだ現役でがんばっています。「ぬいぐるみを作るようになって50年以上になります。製作方法は、写真や本物を見てイメージをつくり、試作品を見て最終的に製品にします。若いころは、アニメや映画のキャラクターのぬいぐるみを作っていました。作っても作ってもどんどん注文が入る時期もありました。海外からも注文が入り、ヨーロッパ向けのクマのぬいぐるみはとても人気がありました」●おやじカンガルー・ハッチのぬいぐるみが大ブレイク「最近では、がむしゃらに働ける年齢でもなくなったため、県内の官公庁や動物園など、地域おこしやキャンペーン用のぬいぐるみを一個一個、丁寧に作っています」主な製作実績は●長野県警「ライポ君」 ●世界インタースキー野沢温泉大会「ナース君」●茶臼山動物園「レッサーパンダ」 ●木曽牛マスコットキャラクター「きそまる」●信州博キャラクター「アルピー」などです。中でも須坂市動物園の人気者おやじカンガルーの「ハッチ」が大人気だった時は、地元のお菓子屋さんと協力し、ハッチのお菓子入り小袋付ぬいぐるみが大人気に「須坂市動物園の入園者の増加のお手伝いができたことが大きい」と語る神林さん。「ぬいぐるみで地域に協力したい」といつも考えているそうです。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です