須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 85 -No.場所を語る●台湾から修学旅行で来た中学生を案内した時の思い出「台湾から修学旅行で来た中学生を須坂で観光案内したことがあります。台湾の子どもたちに須坂を案内したとき、蔵の街並みが新鮮な景色だったようで感動していました。子どもたちは、須坂市内にホームステイをして、日本の家庭の暮らしも体験しました。翌朝、泣きながらホームステイ先の家族と別れを惜しんでいました。須坂は華やかな観光地ではなく、市民がゆっくりと住んでいる町です。そんな町で、海外の方が日本の文化に触れ、住んでいる方と交流し思い出を作る。その出来事が素晴らしいと思いました。今、日本に住んでいる留学生に須坂の文化を体験してもらいたいと考えています。私も東京で留学している時、勉強とバイトばかりで、あまり日本の文化に触れる機会がありませんでした。日本へ来ている留学生向けに、須坂の文化に触れる体験ツアーを企画し、東京の旅行会社へ提案する予定です。1人でも多く、留学生がバスツアーで須坂に来て楽しんでもらうことが目標です」●日本に馴染むために「Eメールのやり方、職場でのコミュニケーションの仕方、敬語の使いでわからない部分があります。図書館に通いマナーの本を借りて勉強しています。先日、目上の方と話しているとき、肘をついて話しているところを注意されました。反省しマナーを覚えました。社会人の一人として日本人のマナーを身に着けたいです。話すときもしっかり敬語を使い、仕事のやり方も日本人らしく責任を持ち、人とした約束を守ることが目標です」インタビューから、ショウさんが日本の文化に馴染もうと努力する姿勢が感じられ素晴らしいと思いました。海外の方をお出迎えする須坂の玄関口としてショウさんの活躍に目が離せません。 (平成27年11月インタビュー)須坂市観光協会http://www.suzaka-kankokyokai.jp/住所:須坂市大字須坂1295-1   (須坂駅前シルキービル2F)☎ 026-215-2225

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