須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 82 -No.峰の原高原/移住者 MさんIターンで東京から長野へIターンで峰の原高原に移住し、ログハウスを建てたMさんは北海道ご出身。大学を卒業後、12年勤めた東京での仕事を辞め、ご家族で長野へ移住。お住いのご自宅は、ご自身で設計し、建てられたそうです。Mさんは、都会の人ごみなどの生活環境や身近に自然を感じられない子育て環境に違和感を感じ、また、学生時代から自然豊かな所で暮らしたいという思いもあったそうで、その思いが重なって長野への移住を決意されたそう。移住先は、当時ベンチャー企業が多かった坂城町だったそうで、3年間ほど暮らしていたそうです。「田舎暮らしを知らない私たちに対して、隣のご家族が色々と気を遣って下さいました。そのご家族が、田舎の風習を教えてくれたからこそ、峰の原高原に移住した際も、地域に溶け込むことができ、今もこうして住み続けているのだと思います」●ログハウスと北アルプス移り住んだ当時、峰の原高原の木はまだ低く、北アルプスが一望できたのだそうです。「朝日が雪の積もる北アルプスに差し込み、ピンク色に染まるんです。その景色がとても美しく、当時から良く眺めていました。社会人になって、友人と訪れたアラスカで、マッキンリーの雄大な景色と、ログハウスを見たとき、とても感動したんですよ。その時から、いつか自分も景色の良い所でログハウスを建てて暮らしたいと思っていたんです。峰の原高原から見えるピンク色の北アルプスは、アラスカで見たマッキンリーのピンクと同じ色をしているんです。当時はログハウスを建てる人も少なく、Iターンという言葉もまだなかった時代で色々と大変でしたが、移住に迷いはなかったですね。ログハウスを建てているときは大変でしたが、とても楽しかったですし、いい思い出です」当時のことを振り返りMさんは語ってくれました。 (平成26年10月インタビュー)

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