須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 79 -No.場所を語る●暮らしの変化久子さんは「埼玉に住んでいた時は、家で絵を描いたり、手芸をするのが好きでした。こちらの生活では、動物の世話をしたり、野菜を作っていると、一日が、あっという間に終わります。外仕事は大変ですが、なんとか慣れました。そんな暮らしをしていると動物と話せるような気がしていきました」と笑顔で話されていました。「山羊7匹、ニワトリ27羽、アヒル1羽、ひよこ5羽、犬3匹を飼っています。知人からは、『アルプスの少女ハイジみたいな生活だね』と言われ、ハイジのDVDをプレゼントされました。友人たちも遊びに来てくれて、『空気が綺麗だね』と感想を話していました。住んでいる所が、観光地である五味池破風高原のふもとにあるので、ゆくゆくは、観光に来た方が楽しんで頂ける何かを提供できれば」と考えているそうです。●農村に寄り添う、暮らしの発展久子さんは、「夫婦で話合い、ゆっくり丁寧な暮らしをしようと考えていました。はじめてトマト、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニなどを育てましたが、とてもうまくいきました。旬なものを食べるのが一番健康的で、体に良いと感じます。野菜が採れすぎて、どう料理するか大変でしたが、おかげで料理がとてもうまくなりました。疲れて料理もできない時、主人が料理をしてくれます。主人の料理の腕もだいぶあがりました」とお話ししていただき、哲さんは「インターネットでレシピを検索し作っています。畑で採れた野菜を使って料理をするとやはり美味しいです」と話してくれました。哲さん、久子さんをインタビューして感じたところは、暮らしを自分達の手で作り、楽しんでいるということです。お二人の今後が楽しみで、須坂にも暮らしを自分達の手で作り、楽しんでいる方が増えれば良いなと思いました。哲さん、久子さん、インタビューご協力いただきありがとうございました。 (平成27年9月インタビュー)

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