須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 73 -No.人を語る●独立し、本格的にペンション経営「その後、3年が経過した時、オーナーが違う事業を行いたいということで、ペンションを辞めるという話をしました。私自身、峰の原での生活は充実しており、他のペンションとの交流もありました。オーナーがペンションを辞めるから、このまま峰の原高原を去るということは私にとっては考えられず、思い切ってペンションを自分で経営していくことにしたんです。当時都心にいた彼女も連れて、宿は昭和59年の12月にオープンしました。峰の原高原のペンションオーナーに結婚披露パーティーを挙げていただき、地域でも結婚を祝福して頂きました。峰の原高原のペンションオーナーは、ほとんどが移住者ですので、当時からオーナー同士の結束があり、新しく仲間に加わるオーナーに対しても、歓迎する雰囲気がありました」●子育て環境「私たち夫婦は、峰の原高原で2人の子どもを育てました。現在は2人とも独立していますが、就職の際は、峰の原から出たくないと言っていました。親としては、育った地への郷土愛を持ってくれているのはとても嬉しく感じますね。子どもたちは、幼いうちから自然の中を走り回っており、学校では清掃登山やゲレンデの草刈りなども行っていました。おかげで体力のある子どもに育ちました。都会の子どもたちと交流すると、体力の差がよく分かります。峰の原の子どもたちは、根子岳を走りながら登っていくに対して、都会の子どもたちは、ゆっくり歩いても、途中で疲れて戻ってきてしまうんですね。都会では思いっきり走り回れる場所も少なく、山に登ることなんてほとんどないですが、ここは日常でそれができるんです。のびのび子育てできるので、都会と比べれば恵まれた環境だと思います」●ペンションオーナーとして「峰の原高原観光協会の役員に在任していた当時は、様々なイベントを企画しました。その時もオーナー同士協力して、楽しく準備などに取り組んでいたことを覚えています。現在でも、峰の原高原で開催するイベントの際は、オーナー同士が協力して取り組んでいます。新しくオーナーになる方にも、是非イベントなどに積極的に参加し、一緒に協力して地域を盛り上げてほしいですね」(平成27年2月インタビュー)ペンション ホワイトイーグルhttp://homepage3.nifty.com/whiteeagle/住所:須坂市峰の原高原3152-285☎ 0268-74-2697

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