須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 72 -No.峰の原高原は大きく3つのエリアに分かれます。第一ヴィレッジ、第二ヴィレッジ、そして、菅平高原に隣接するグリーンダボス別荘エリアです。ホワイトイーグルのオーナーである岡本さんご夫婦は、グリーンダボス別荘エリアでペンションを始めて、今年で30年になります。●信州へスキーに来ていた20代「私は東京の生まれで、もともと信州に対しては憧れを抱いていました。20歳になってからスキーをするようになり、大きいスキー場へ行っては、何日か民宿で泊まりながら夢中でスキーをしていました。その中で、野沢温泉の民宿のオーナーと意気投合し、お酒を酌み交わす仲になったんです。そのオーナーが個性的で面白い方でしたので、野沢温泉にスキーに行くときは、決まってその民宿に泊まっていました。そんなある時、オーナーとお酒を飲んでいた時、大きな会社の歯車もいいけど、そうじゃない生き方もあるよとオーナーが私に言ったんです。会社勤めだけが人生ではなく、民宿のオーナーの様な、自由な生き方もあるよと言いたかったんだと思います。私自身、そのオーナーの人柄に魅力を感じており、宿泊業もいいなと感じていました。思えばそれが、ペンションオーナーを始めるきっかけだったのかと思います」●ペンションとの出会い「20代は、スキーに夢中だったため、暇があれば滑りに行きました。そんなある日、会社の先輩から一緒にペンションで働かないかと誘われたんです。その時は、若かったですし、野沢温泉の民宿のオーナーとの話もあってか、迷うことはありませんでした。すぐに、行きますと先輩に返事をし、荷物をまとめて、東京から引っ越しました。そのペンションが、峰の原高原だったんです。ペンションは、夫婦で経営しているところが多かったですが、私と先輩は、オーナーの従業員として働いていました。ペンションもブーム真っ只中でしたので、忙しく働いていました」峰の原高原/ペンション ホワイトイーグル岡本鉄太郎さん峰の原高原とそこで暮らす人々

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