須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 69 -No.人を語るンションブームの時でしたので、お客様には恵まれておりました。子どもたちも自主的に仕事を手伝ってくれました。学校から戻ると直ぐ、自分からベッドメイクを手伝ってくれるんですが、私より早く出来てしまうものですから、よく子どもたちには、お父さん遅いと怒られましたよ。子どもたちは、ペンションの仕事も含めて、峰の原での生活を楽しんでいる様子でした。高校進学と共に、上田市内で下宿生活となりましたが、ペンションでの経験のお陰か、下宿生活も直ぐに慣れ、思えば、親離れは早かったように感じます」●峰の原高原のペンションオーナーとの関わり「峰の原高原に来た当初から、周辺のオーナーとの関わりがありました。峰の原高原は、観光地であり、殆どがペンションオーナーですので、イベントごとにオーナーが集まるんです。私たちも、イベントや景観整備に参加し、そこから徐々に先輩オーナーと親しくお付き合いさせて頂くようになりました。ペンション同士で、お子さんの通学なども交代で助け合っていました。同じ移住者で、ペンションオーナーだからこそ、お互いの仕事や生活の大変さもわかるんだと思います。ですので、ご近所同士の関わりに煩わしさを感じる方は、ここでの暮らしは大変だと思います。ですが、同じ移住者同士ですので、田舎とは違う距離感が、私は心地よく感じます」●峰の原高原の四季折々の景色を感じてほしい「ペンションあるぷは、第二ヴィレッジにあり、2階からは、北アルプスが綺麗に見えます。斜面の上にあり、手前には道があるので、景色が開けているんです。モルゲンロート (朝焼け)は、冬の北アルプスがピンク色に染まり、根子岳の影が映るんですが、アーベントロート(夕焼け)は、根子岳が真っ赤になります。30年たった今でも、感動する景色です。また、峰の原高原では、満天の星空を見ることができます。日没も、年間を通して位置が違うことがハッキリ分かります。ここで暮らすようになって、四季の移り変わりに敏感になりました。私は、生まれ変わっても、もう一度、峰の原高原で暮らしていきたいです。私の思いに共感していただける方に、峰の原の良さをお伝えしたいです」(平成27年2月インタビュー)ペンションあるぷ住所:須坂市峰の原高原3153-860☎ 0268-74-2019

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