須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 68 -No.峰の原高原/ペンションあるぷ木村智さんペンションあるぷの木村さんオーナーご夫婦は、信州の山が好きで、少しでも山の近くで暮らしたいという思いから脱サラをし、30年前に3人のお子さんを連れて峰の原高原に移住して来ました。ペンション名は、山腹にある牧場という意味のALP(アルプ)に因んだそうで、根子岳山腹の峰の原高原にぴったりの名前だと思い、オーナーが考えたのだそうです。●山が好きで、山の近くで暮らしたかった「山登りは、社会人になってから始めました。山岳会に所属し、色んな山に登りました。その中でも信州の山は特に魅力的で、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳など、信州にある山は、殆ど登りました。東京生まれの私にとって、大自然の景色や、山が目の前にある日常には、憧れがありました。ふるさと回帰ではないですが、特に、山が好きな私にとっては、いつかは信州で暮らしたいという思いは、ごく自然だったと思います」●銀行マンから脱サラし、ペンションオーナーへ「東京で結婚をし、3人の子宝に恵まれ、マイホームも建てました。家を建てる時、まさか自分が峰の原高原に移住をするなんて思ってもいませんでした。転機は、峰の原高原のペンション分譲地のことを知ったことです。当時私は、銀行に勤めており、それなりの役職も授かっておりました。峰の原に訪れて、ピンク色に染まる北アルプスの景色を見たときに、感動して、ここでペンションをするぞと決めたんです。その時は、先のことは考えられませんでした。それほど私にとって忘れられない景色でした。お世話になった会社に、迷惑は掛けたくなかったので、事情を説明し、引き継ぎをしっかり行い退職しました」●ペンション経営と子育て「妻と3人の子どもを連れて、右も左もわからない中でのペンション開業でした。昭和59年にオープンし、それからは、毎日バタバタと仕事をしておりました。折しも、ペ憧れの高原での生活

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