須坂市移住応援book スザカで暮らす
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- 50 -No.豊丘町/そのさとブルーベリー農園市川幸夫さんめぐみさん上信越高原国立公園である五味池破風高原は6月になるとレンゲツツジの群生が見頃を迎え、100万株を超えるレンゲツツジの赤い花が咲き誇る景色を見ることができます。その五味池破風高原の麓にある豊丘地域でそのさとブルーベリー農園を営む市川さんご夫婦は、平成25年の農園オープンから今年で3年目を迎えるそうです。●ブルーベリー農園づくりのきっかけ「私(幸夫さん)の父が農家で、果樹や野菜を作っていたのですが、6年程前に体調を崩してしまい、畑が空いてしまったんです。そのまま耕作放棄地にはしたくないと思い、全く農作業経験のない私たちでしたが、畑を利用して何か栽培できる作物はないか、高齢になっても続ける事が出来る物はないかと色々探していました。そんな時、妻が新聞でブルーベリー栽培の記事を読んだのがブルーベリーとの出会いです」●ブルーベリーの可能性「調べるとブルーベリーは消毒が殆ど不要で、手摘みした実をそのまま食べることができるので収穫体験もできます。また、木の手入れの手間もそれほどかからず、管理もしやすく、これなら私たちでも出来るかも知れないと思い、ブルーベリーのことについてさらに調べました。すると、日本でいち早くブルーベリーの栽培をした信濃町のブルーベリー農家さんのことを知りました。夫婦二人でその農家さんに会いに行くと、なんとその方が偶然にも私(幸夫さん)の知り合いだったんです。そんな縁もあり、ブルーベリー農園づくりを教えてほしいとお願いしたら、快く引き受けてくださいました。土づくりや木の手入れ、苗の育て方など色々と教えていただき、50アールの農園には25種類のブルーベリーの木が500本植わっています。おすすめの品種はチャンドラーという500円玉ほどの大きさの実がなるブルーベリーです。他にもカシスの木も120本ほど植えています。今年はブルーベリーに加えてカシスの摘み取り・果実の直売も考えています。また、ブルーベリーとカシスの果実を新鮮なうちにジャムやアイスクリーブルーベリーと豊丘地域に対する思い

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