須坂市移住応援book スザカで暮らす
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No.- 34 -望岳台/株式会社ネイチャーシーン代表取締役 大塚浩司さん株式会社ネイチャーシーンは須坂市と神奈川県の湘南を中心に拠点を置き、アウトドアプログラムの企画や運営を行っています。近年は、トレイルランニングという森や山、自然公園などの未舗装の道を走るスポーツのプログラムに力を入れています。代表取締役の大塚浩司さんは、須坂市望岳台出身で高校卒業後、アメリカに留学し金融学を学び、帰国後は外資系の証券会社に就職し、退職後すぐに株式会社ネイチャーシーンを起業されました。今回は、大塚さんにトレイルランニングの魅力や須坂でのトレイルランニングの可能性についてお聞きしました。●起業のきっかけ 「株式会社ネイチャーシーンを起業しようと思ったきっかけは、2点あります。1点目は、リーマンショックを転機にお金よりも本当に自分のやりたいことをやろうと思った事。2点目がサーフィンの仲間で湘南エリアでアウトドアプログラムの会員制のスポーツクラブをやられている方がいました。その方を見て、まさに私がやりたいことだと思った事です。出身が信州なので、山を舞台としてアウトドアスポーツを展開したいと思い、株式会社ネイチャーシーンを立ち上げました」●トレイルランニングの魅力「6年前、長野市の中央通りにビルを一棟借り上げ、『アウトドアで非日常を味わいましょう』というコンセプトでスポーツクラブを始めました。しかし、山が日常の長野では収益にならず、2年間で撤退しました。 ちょうど、その頃から、仲間と一緒にトレイルランニングをはじめました。山の中を走っていると獣のような感覚になり、人間本来の野生の感覚が目覚めてきます。その感覚が大好きで、トレイルランニングのプログラムをメインで提供していました。スポーツクラブの反省も踏まえ、県外からお客さんを集めるビジネスモデルに変え、戸隠でトレイルランニトレイルランニングの魅力と須坂でのトレイルランニングの可能性

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