須坂市移住応援book スザカで暮らす
27/140

No.- 26 -小河原町/株式会社ショーシン小林代表取締役社長株式会社ショーシンは果樹用のスピードスプレイヤー(農薬を散布するために用いられる薬剤噴霧機)を作られている会社です。インタビューに答えていただいたのは、小林代表取締役社長です。●自走式スピードスプレヤーの開発のきっかけ「スピードスプレヤーを導入するきっかけは、須坂は果樹が盛んだったことです。農家の方が、安全かつ効率的に防除作業をするためにはどうしたら良いか?というところから始まりました。元々ショーシンは、自動車整備および農用ティラー生産の会社でした。輸入品のスピードスプレヤーが当時、国内で先駆けて須高地区に導入が始まりました。輸入品は、トラクターで牽引する構造であり国内の果樹園では小回りが利かず不便でした。そのような経緯から自動車整備の知識を活かし、日本で始めて自走式で小回りの利くスピードスプレヤーを開発しました。果樹園の防除作業の負担を大幅に軽減し、日本の農業発展に貢献してきました」●現場原物主義「図面だけ渡してその通りに製品が出来上がることはまずありません。必ず設計者と製作現場のコミュニュケーションが必要になります。そこで弊社は設計のビル と製造の工場を渡り廊下で繋げました。これは設計者と現場がすぐに話合うことができるからです。だから弊社は、農家の方の多様な要望に応え、柔軟性とス ピードを持ちお客さんの要望に対応することができます」●スピードスプレヤーのライフサイクルを強力にサポートする「弊社は、スピードスプレヤーの設計、製造、営業、アフターサービスまで行っています。大手と違い、あまり外注に出さず、自社で製造を行うのでノウハウがあります。高齢化や人材不足で悩む農家を救うスピードスプレヤー

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です