須坂市移住応援book スザカで暮らす
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No.- 25 -仕事を語る今年の3月から、長野県ものづくりマイスター制度を導入しました。長野県ものづくりマイスター制度とは、引退した職人などを会社に派遣していただき技術を教えていただく制度です。教えていただいた技術で社員は、資格取得をめざします」●企業で支える将来のエンジニア「これはあくまで夢なのですが、4月からスタートする須坂創成高校で機械加工の部活を作ったとします。長野県ものづくりマイスター制度で指導していただいた社員が育ち、部活の監督で指導することができれば自分の技術が地域にも役立ち、自分への自信になります。社員が自信を持って仕事に取り組む事ができれば、会社としても成長できる仕組みになるのではないでしょうか」●日本のものづくりの未来に対しての挑戦「よく製造業関連の方とお話しをすると、自分の子どもを同じ職につかせたくないという話と後継者問題の話が話題になります。社長のワンマン経営や個人の能力で支えられた会社は後継者が育ちにくいんです。だからこそ、弊社は社員の主体性を引出し、もの作りに誇りを持てる仕組みを作りたいです。将来的にはもっと職人が評価される世の中になれば良いと思います」●最後に一緒に工場見学をさせていただ時、誇らしげに「ものづくりが日本の産業を支えてきたんですよ」と語っていただきました。工場では、社員1人1人が目標を持ち仕事に取り組んでいるのが雰囲気で伝わってきました。社員の方達は会社の将来像を明確に描きながら働いているのでしょう。池田社長が従業員の方と足並みを合わせながら未来に歩んでいく姿は素敵だと感じました。池田社長インタビューご協力いただきありがとうございました。 (平成27年3月インタビュー)株式会社相崎電機製作所http://www.aizakidenki.co.jp/住所:須坂市墨坂南1-16-25☎ 026-245-5881

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