須坂市移住応援book スザカで暮らす
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No.- 18 -須坂でなければ味わえない、おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味おかあさんの味立町/六本木オーナー 寺澤玲子さん郷土料理を提供する料理屋「六本木」は季節で一番おいしい食材を惜しげもなく使います。オーナーである寺澤玲子さんにお店のこだわりをお聞きしました。●お店をはじめたきっかけ「今から53年前になりますが、東京大学の食堂の調理スタッフをしていました。主人が体調を崩したことをきっかけに、主人の実家があった須坂に引っ越しました。その後、立町で食堂『六本木』を開き、学生向けにラーメンやカレーを大盛りで提供していました。今でも、お店がテレビや新聞で取り上げられると、当時、学生だったお客さんから声をかけてもらえる事が嬉しいですね。」●学生向けの定食から、季節のふるさと料理へ「須坂の富士通が好調だった頃、工場長が、本社の上層部を連れてよく足を運んでくださいました。その時、工場長から『須坂は肉や魚では、東京に勝てない。須坂で採れる食材をふんだんに使って、ふるさと料理を出して欲しい』と言われました。せっかく来ていただけるお客さんに、地元のおいしくて珍しい食材でおもてなしをしたいと思い、本を読み漁り勉強しました。春は山菜、夏は新鮮な夏野菜、秋はきのこ、冬はドジョウやフナを煮たりと季節のものを使い、色々な工夫をし料理を作りました。その結果『こんなに珍しい料理は、東京では食べられない。驚いた』ととても喜んでいただきました」●食材を求めて…「とにかく、食材を集めたり下ごしらえが大変です。山に山菜やきのこを採りに行ったり直売所を渡り歩いて買い求めます。

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