信州・南佐久・さくほ さくほの家の物語
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える家 岩下大悟さんは2014年から大日向で「山村テラス」という、サービス業を展開しています。茂来山の向かいに建つ小屋に滞在し、大日向の自然と暮らしの中に身を置く体験をしに、国内外から多くの人が訪れています。現在は、その小屋に程近い空き家を借りて住んでいて、敷地内のかつて蚕を飼っていた倉庫を修復して、ふたつ目のゲストハウスを造っている最中です。「築70年くらいの建物は単に〝残っているもの〞ではなくて『家族や養蚕倉庫を修復してゲストハウスにさくほ4つの家の物語2016年(古民家再生)完成[家族]夫婦家のデータ木枠の窓も、二重にして断熱性を高める。洗われ、塗装されてよみがえった床がとてもいい雰囲気を醸し出す。ゆくゆくはここに大きなベッドを入れて、ゆったりと宿泊できる部屋になる予定。天井の板は地元のカラマツを使い、使用している椅子は旧中央小学校のもの。開口部の建具は木工作家に依頼してあつらえた。

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