おたりで暮らす 移住ガイドブック
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小谷を語るうえで欠かせないのは、雪。暮らす上では不便なこともありますが、雪の中で熟成させることで甘みが増す雪中かんらん(キャベツ)や、寒さの中でゆっくりと発酵する野沢菜漬けなど、この土地ならではの食文化ももたらしています。また屋根雪が積もった古民家も里山の良き風景です。もちろんスキーヤー&スノーボーダーにとっては、パウダースノーを満喫できる極上の環境。スキーを目的に移住する人も多くいます。長野は名湯が多いですが、小谷村内にも11の源泉、17の温泉があることは意外と知られていないかもしれません。実はその湯処としての歴史は450年前まで遡ることができます。湯量が多く、泉質もさまざまで、厳冬期には体の芯までぽかぽかと暖まります。地元のおばあちゃんたちが湯に通っているのを見ると「小谷では60代は若者」と言われる、長寿と元気の秘密は、この温泉にもあるかもしれません。一面に広がる白銀世界に、澄んだ気持ちで朝を迎える。おたり美人もほっこり。泉質豊かな11のいで湯。世界に誇るスノーリゾート小谷村は日本屈指の豪雪地帯。たっぷり降り積もる天然雪と初級者から上級者まで楽しめる豊富なコースバリエーションが自慢の3つのスキー場があります。特に近年は小谷村・白馬村・大町市にある各スキー場の総称「HAKUBA VALLEY」として、日本を訪れる外国人旅行客の知名度も上昇中。冬は世界各国から多くのスキーヤーが訪れる国際色豊かな地域へと変貌します。現在も変化の真っ只中にあり、ビジネスチャンスがあるかも!?小谷村のスキー場は    外国人にも大人気!ツヤ肌の温泉真っ白な雪5

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