人と自然のまち 小海町に住もう 移住・定住の手引き
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小海町の暮らし⑴後藤 資幸 さん(44歳)新井さんの“ある一日”(勤務日)後藤家の田舎生活は、まだまだ発展途上《移住歴8年》 千葉県出身移住者6:007:008:0012:0013:0015:0019:0020:0023:00起床朝食出勤~勤務昼休み勤務退社~入浴夕食趣味の時間就寝朝作った持参弁当で昼食。スキーレッスン「午後の部」ネットで音楽を聴きながら、山のガイドブックや地図を見て登山の計画を練る。日記を書いて床に着く。帰り道に「八峰の湯」に寄り、ゆったりと温泉に浸かる。車でスキー場に向かう道は八ヶ岳に向かう道。日々胸が高まります。スキーレッスン「午前の部」。担当がない時は、フリー滑降。NHK-FMで天気予報とニュースを聴きながら朝食。5新井 明博 さん(63歳)出身地:東京都移住年:2015年12月移住移住時の家族構成:単身移住前の仕事:社団法人勤務移住後の仕事:スキースクール(夏の仕事は検討中)移住の暮らし 山登りが一番の趣味で、現役で働いている頃は、いつかは山の近くで暮らしたいと漠然と思っていました。2012年11月に定年退職、それ以降は年々再雇用契約で働いていましたが、それも65歳まで。それから後はどう暮らしていくかを考えるようになっていました。 2014年9月、天狗岳の登山ルートを検討していて、登山口のバスダイヤを調べていたら、それが小海町のホームページでした。「移住・定住をお考えの方へ」という文字が目に留まり、小海町がどんなところなのか実際に見てみたくなり、すぐに小海町を訪ねてみました。 小海町の最高峰が天狗岳ということを知りました。天狗岳は、八ヶ岳と北八ヶ岳の丁度中間に位置する山です。その八ヶ岳の裾野にある小海町。町の東側は秩父山塊です。それを目の当たりにして、このようなところに住むことができたらという思いが募りました。 2015年5月連休明けに、小海町のホームページに「小海町に住もう」という移住・定住ポータルサイトがあるのに気づきました。空き家バンクに紹介されていた物件を見て、魅力的な家だなと購入を決意しました。小海駅から、八ヶ岳の裾野の末端を一段上がった森の中の一軒家でした。 個人の方が別荘として建てられた家でした。小海町でお会いする方々に、東京から来ることを伝えると皆さん口を揃えて「寒いですよ」と。小海町の業者さんのアドバイスにもとづき、冬に生活しやすくなるよう改修工事をし、凍結防止帯の点検・確認をしていただき、12月に転居しました。65歳で地方移住としていましたが、2年前倒しとなりました。 「小海町に住んで大丈夫なんだろうか」正直不安はありました。それが「小海町に住んで良かった」となっています。その一番の理由は、小海町で出会った方々の優しさ、温かさです。杉尾地区の新年会にも出席させていただきました。初対面の方々ばかりでしたが、温かく迎えていただきました。 自然との関わり、人との関わり、それを広めながら深めながら、しっかりと生きていくことができる町、それが小海町であると実感しています。小海町に住んでよかった!

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