長野県茅野市移住ガイドブック 楽園信州ちの
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歴史HistoryHistory諏訪大社の御柱祭は、七年に一度、申と寅の年に行われます。茅野市が担当するのは上社で、八ヶ岳山麓から人力だけで巨木を曳き出し、木落し、川越しなど見せ場の多い「山出し」から華やかな「里曳き」を経て、上社の前宮と本宮の四隅に計8本の柱を建てます。「御柱祭」は、氏子総出で行う神への奉仕で、太古のくらしを彷彿とさせる荘厳な儀式といえます。諏訪大社の「御柱祭」が終われば各地区で「小宮の御柱祭」が始まります。秋の終わりまで「地域の御柱祭」「家系の御柱祭」「会社の御柱祭」などが方々で賑やかに行われます。諏訪人の血をたぎらせる「御柱祭」七年に一度の大祭53

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