長野県茅野市移住ガイドブック 楽園信州ちの
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茅野市の年間日照時間は全国トップクラス市野茅2,4002,2002,0001,8001,6001,400(時間)県内各市の年間日照時間(資料)気象庁「メッシュ気象値2000」2015年データ気候概要平均気温 11.9℃最高気温 33.9℃総降水量 1306.5㎜最低気温 -11.2℃最深積雪 21㎝市名の由来茅野市の地勢茅野市の気候茅野市での暮らしは、八ヶ岳とともにあります。「朝起きたら、八ヶ岳が真っ白だった」とか「八ヶ岳の雪が消えるまでは、里に霜が降りる」など、地元の人は、八ヶ岳を日々話題にし、その恩恵に感謝して生活しています。諏訪湖の西に沈む大きな夕陽が、雪の八ヶ岳を真っ赤に染める。満月が八ヶ岳のシルエットを浮かび上がらせる。…神々しい折々の光景が、多くの人を魅了してやみません。茅野市は長野県の中部やや東よりに位置する諏訪盆地の中央にあり、市役所は標高801m に位置しています。東京・名古屋から、ともに車で約2 時間半圏内と利便性に優れ、そのエリアは、北は大門峠入口、白樺湖、車山、蓼科山まで、東は麦草峠から八ヶ岳連峰の頂上まで、南は御柱街道・諏訪南IC、西は、杖突峠を境としています。市の面積は266.59 平方キロメートルにおよびます。茅(かや)の生える原野、かつてはそうした風景が広がっていたのでしょう。明治38 年に中央線が開通し、旧村の地名の茅野(ちの)から「茅野駅」が開設されました。以来、産業経済が発達し、一方で、観光地として、蓼科高原への玄関口として知名度がアップしたことを受け、茅野駅の名が町名となり、さらに、近隣の村との合併を経て、現在の茅野市が誕生しました。茅野市の年間日照時間(1971年から2000年までの平均)は2,126時間で、全国の810市区の中で33番目に日照時間が長くなっています。長野県の中では、上田市、東御市に次ぐ日照時間の長さであり、太陽光を十分に活用できる地理的環境にあるといえます。一年を通して降水量が少なく湿度の低いさわやかな気候です。冬の天気予報を見ると、長野は毎日のように雪だるまのマークが付いていると思われるかもしれませんが、それは県庁所在地である県北部の天気を示したもの。信州は広いため、北信と南信では、天気が大きく違います。茅野市の気候は、東京、山梨に類似し、冬でも高い晴天率を誇ります。また、温暖化の影響と幹線道路の除雪の徹底により、最近では雪道のトラブルも減っています。上田市東御市諏訪市松本市岡谷市小諸市伊那市塩尻市駒ヶ根市佐久市千曲市飯田市安曇野市長野市須坂市中野市大町市飯山市※「茅」とは、細長い葉と茎を地上から立て る草本植物で、チガヤ、スゲ、ススキなど がその主要なものです。3

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