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移住者体験談

【飯島町】ここが最期の場所となることに腹をくくれるかどうか?

神奈川県 飯島町 セカンドライフ

須藤 智仁さん

移住先 飯島町
移住年月 2016
年代 50代
家族構成 ご夫婦ふたり
職業 会社員

飯島歴と移住のきっかけを教えてください。

 移住して2年4カ月になりました。早いものですね。周りの方からは「まだそんなだったの?」と良く言われます。移住や田舎暮らしを前々から考えていたわけじゃないんです。家族の状況の変化とそろそろ50歳を過ぎて、もう一回自分の人生を見つめ直そうという節目のタイミングで都会を出ることにしました。「じゃあ、どこ?」となった時に、妻の出身県の長野に馴染みがあったので長野にしたんです。まずは、単純に中川村の坂戸峡付近の雰囲気が好きで、高速バスを利用して何度も物件探しに来たのですが、どこの不動産業者を訪ねても「中川村には物件がありません」と言われましたね。その後、インターネットで定住促進室の「PRブース」を知り、役場の方に出逢ったことが「決め手」。町が移住に力を入れていて、道の駅で定期的にやっていたから今があります。それ以上でも以下でもないです。

移住で苦労したことはありますか?

 移住まであまりにもスムーズに進んだので、苦労という点はないですね。ただ、長距離の引っ越しには「気力・体力・経済力」が必要。ことのほかエネルギーを使うからもう二度と引っ越しはしたくないですね。

飯島町のいいところと、飯島町のこれからに向けて教えてください。

 飯島町の雰囲気が推理小説の「横溝正史」作品に出てくる感じに似ていて…。良くも悪くも内向きであることの良さが今の飯島町の風景を作っていると感じます。これからに向けては、移住推進や支援、ゆるキャラを使った自治体PRなど日本中、どこを見回しても同じ色に見えるのは「地域おこしの弊害」ではないでしょうか?また、「飯島町には何も無い」と言われる方もいらっしゃいますが、私には江戸情緒や日本の原風景が今でも残っていると感じます。文化的なことなど、きっと今見えていない内に秘めた魅力があるはずです。飯島発の独自性を出した「何か」を見付けて発信していってはいかがでしょうか?

移住してよかったエピソードを教えてください。

 移住してからは、都会に住んでいた時には感じられなかった色濃いお付き合いが出来ています。同じ方ばかりと付き合うのではなく、新たなご縁が繋がりを生んでくれています。飯島の月明かりだけの『夜』寂寞(せきばく)という表現がぴったりなこの雰囲気が堪らなくいいですね。たまにJR飯田線の電車の音が遠くから聴こえるのもまたいいですね。

移住を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

 移住は結婚と似ていますね。好きになったから一緒に生きて行く。そして結婚してから見えてくるものもある。一緒になったから仕方ないなと。(笑)でも最後は「※異域之鬼(いいきのき)」となる覚悟。移住する以上は、そこで死んで行く。ここが死に場所となることに腹をくくれるかどうかかな。でも、笑って死んで行くのかは自分の心次第ですね。※(いいきのき)外国にいて祖国に帰れずに死ぬこと。他国に魂が留まり、遺骸も祖国に帰れないという意味。

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